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富岡製糸場と絹産業遺産群

群馬県 企画部 世界遺産課

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お知らせ & トピックス

「富岡製糸場と絹産業遺産群」国際専門家会議を開催しました

「富岡製糸場と絹産業遺産群」国際専門家会議を開催しました。※一般の方の傍聴はできません。
【趣 旨】 『富岡製糸場と絹産業遺産群』の構成資産や推薦書作成について検討を行うため、海外の世界遺産・産業遺産の専門家と、群馬県世界遺産学術委員会委員による合同の会議を開催しました。
【日 程】
1.現地視察
日 時 平成22年2月7日(日)~2月9日(火)
内 容 海外専門家による「富岡製糸場と絹産業遺産群」にかかる現地視察
2.国際専門家会議
日 時 平成22年2月10日(水)~11日(木)
場 所 群馬県庁 7階審議会室 (群馬県前橋市大手町1-1-1)
内 容 群馬県世界遺産学術委員会委員と海外専門家による会議(第5回群馬県世界遺産学術委員会をかねる)
【国際専門家会議参加予定者】
◎海外専門家
1. Helena Zemankova( ヘレナ・ ゼマンコヴァ)[チェコ]
専門:建築、産業遺産・文化遺産の再生・活用
所属:ブルノ工科大学建築学部教授(元学部長)
2. Jose Manuel Lopes Cordeiro (ジョゼ・マヌエル・ロペス・コルデイロ)[ポルトガル]
専門:歴史、産業遺産
所属:ミーニョ大学社会科学研究所教授、TICCIH(国際産業遺産保存委員会)理事、TICCIHポルトガル代表
3. Mark Watson (マーク・ワトソン)[英国]
専門:建築
所属:ヒストリック・スコットランド調査部、 TICCIH繊維部会
4. 毛傳慧 (チュアン-フイ・マオ)[台湾]
専門:歴史、科学技術史
所属:清華大学歴史研究所
注:上記海外専門家のうち ヘレナ・ ゼマンコヴァ 氏とジョゼ・マヌエル・ロペス・コルデイロ氏は
2月6日に開催される「シルクカントリー群馬2010国際シンポジウム」にもパネリストとして参加します。
マーク・ワトソン氏と毛傳慧氏は本件会議(視察・会議)のみの参加です。
◎群馬県世界遺産学術委員会委員
委員長 岡田保良 国士舘大学教授・イコモス執行委員
副委員長 清水慶一 国立科学博物館産業技術史資料情報センター 参事
石井寛治 東京大学名誉教授
斎藤英俊 筑波大学大学院人間総合科学研究科 教授
鈴木 淳 東京大学大学院人文社会系研究科 准教授
【会議要旨】
1プレゼンテーション
海外専門家4名と、石井寛治群馬県世界遺産学術委員が、世界遺産や絹産業に関する
研究成果のプレゼンテーションを実施した。
2現地視察に基づいた構成資産候補の評価及び、「富岡製糸場と絹産業遺産群」の
価値について、価値について、以下の二つのストーリー案をもとに検討を行った。
I 「群馬の絹産業遺産」
絹産業の各工程を代表する資産が、網羅的に保存されていることに視点をおいたストーリー。
II 「蚕糸業を主導した先進技術を示す遺産群」
技術導入や技術改良に視点をおいたストーリー。
【海外専門家・学術委員からの主な意見】
○ストーリーについて
・富岡製糸場は真正性、完全性の面から価値が高く、東西の交流の象徴である。
この点を強調して説明すると良い。
・ストーリーはシンプルなものが望ましい。複雑になると説明が難しくなる。
・歴史性や在来技術の視点をどのようにストーリーに組み込むか検討が必要である。
○構成資産について
・富岡製糸場は、建物の保存状態が良く、高い価値を有している。
今後、活用に関する検討が進められることを期待している。
・薄根の大クワについては、植物も構成資産になりうるが、管理について
十分な検討が必要である。
・富沢家住宅、田島家住宅、高山社跡は養蚕農家として重要な資産であり、
周辺環境を併せて保全を図るべきである。また、赤岩地区養蚕農家群は、
大変美しく貴重である。
・風穴は、日本の絹産業が拡大するのに貢献した重要な資産である。
・甘楽社小幡組倉庫は単独ではなく、周囲の養蚕農家群と併せて考えるべきである。
・碓氷峠鉄道施設は、山岳鉄道としての評価に詳しいTICCIHの専門家にも相談したらどうか。
・桐生を積極的に評価したい。文化財が用途を変えて活用されており、興味深い。

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