明治11年(1878)組合制による生糸揚返し場(小枠に巻きとられた生糸を、大枠に巻きとる作業場)を作り、小幡精糸会社としてスタートした甘楽社小幡組の歴史と発展を伝えるため、大正6年(1917)3月に同組合敷地内に建てられた由来碑です。昭和53年(1978)に現在地へ移設されました。この石碑には、「邑(むら)ニ養蚕セザルノ家ナク製絲セザルノ婦ナシ」とあり、地域の養蚕製糸業を女性たちが牽引してきたことを伝えています。