昭和9年(1934)に桐生織物向上のため設立された桐生織物同業組合の事務所です。かつて女子職員が電話交換手やタイプライター事務員などを務め業務を支えていました。外壁はスクラッチタイル張、屋根は青緑色の日本洋瓦葺、2階窓にはステンドグラスを用いて洋風の外観となっています。現在は「桐生織物記念館」として一般公開しており、織物資料展示や絹製品の販売が行われています。