ぐんま絹遺産

ぐんま絹遺産

地域の文化遺産を活かした
観光振興・地域活性化事業

ぐんま絹遺産とは?

県知事が、ぐんまの「たからもの」として登録した絹の遺産です。県内に残る養蚕、製糸、織物などの建物や場所、お祭りなどが対象です。 群馬県では、ぐんま絹遺産をこれから多数登録して、それらをネットワーク化することで地域振興、観光、文化的事業などに役立たせて、群馬をもっともっと元気にしたいと考えています。

吾妻エリア
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なつかしい養蚕農家がある山村風景が残る赤岩地区養蚕農家群、県内最古級で、大型の養蚕農家である富沢家住宅など、心が癒される農山村空間が魅力です。草津温泉や四万温泉を訪れた時に、ちょっと足をのばしてみてはいかがでしょう。

利根沼田エリア
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「養蚕の神」と祀られる薄根の大クワ、江戸時代中期頃の養蚕農家のくらしを今に伝える旧鈴木家住宅は圧巻です。自然の宝庫・尾瀬、片品や谷川のアウトドアスポーツ、フルーツ狩りなどでこのエリアを訪れた時にお勧めです。

西部エリア
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このエリアは、日本の近代化をリードした富岡製糸場や碓氷峠鉄道施設など、有名な近代化遺産の宝庫です。また、荒船風穴、高山社そして碓氷社など、群馬県の先人達の偉業を今に伝える遺跡も多数あり、ゆっくりと時間をかけて巡りたいエリアです。

東部エリア
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関東平野が広がるこのエリアは、歴史ある織都・桐生や城下町・館林など趣のある町が点在します。これらの町の歴史を象徴する桐生撚糸合資会社事務所や旧上毛モスリン事務所など、織物の遺産が残ります。

県央エリア
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上毛カルタで知られる老農・船津伝次平のお墓、イタリアまでカイコの卵を輸出した田島弥平の住宅など、日本を、そして世界を新取りリードした歴史の息吹が感じられます。また、年に1度のチャンス、縁起物がうれしい太々神楽「蚕の舞」も必見です。

世界遺産とは・・・

世界遺産とは、「未来へ引き継ぐ地球のたからもの」として、世界遺産条約に基づき「世界遺産一覧表」に記載された文化財や自然環境のことをいいます。 世界遺産に登録されたものは、市町村、県、国が協力して保存管理をし、その周辺の環境や景観も含めた保全措置が講じられます。

世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、高品質な生糸の大量生産を実現した「技術革新」と、世界と日本との間の「技術交流」を主題とした近代の絹産業に関する遺産です。日本が開発した絹の大量生産技術は、生産量が限られ一部の特権階級のものであった絹を世界中の人々に広め、その生活や文化をさらに豊かなものに変えました。富岡製糸場と3つの養蚕に関わる資産(田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴)は、そのことを今に伝える証です。 「富岡製糸場と絹産業遺産群」は、数多く残る絹遺産の代表として、平成26年6月に世界遺産に登録されました。

  • ぐんま絹遺産MAP 実際の地図上でご確認頂けます。
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