Q : 高山社跡ってどんなところ?
A : 新しい養蚕方法を教える学校
高山社跡は、カイコの上手な飼い方を教える学校があった場所です。高山長五郎は、風通しをよくしたり火で部屋を暖めたりする 「清温育」という新しいカイコの飼い方を開発し、高山社で生徒たちに教えました。藤岡町に移った学校には日本全国や外国からも生徒が集まり、ここで学んだ生徒たちは、ふるさとに帰って「清温育」を広めました。カイコが病気になりにくい 清温育が広がったことで、日本は質の良い生糸をたくさんつくれるようになりました。
火鉢
2階の床には火鉢を入れる箱があります。火を使って温度をきめ細かく管理していました。
蚕棚
2階の蚕室にある蚕棚の下は、換気のための穴があります。
1階と2階がつながっています。
まめちしき
カイコを飼う部屋のことを「蚕室」といいます。