近代養蚕法「清涼育」を大成し、養蚕業・蚕種(蚕の卵)製造業の発展に大きく貢献した田島弥平が、島村(現:伊勢崎市境島村)に生まれて今年で200年になります。
県立世界遺産センター「セカイト」では、弥平生誕200年を記念し、その功績や田島家と世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」との関わりについて展示で紹介します。
展示を通して、田島弥平に関する知識を深めてみませんか?
期間
2022年12月1日(木)~2023年2月28日(火)
休館日:毎週水曜日、12月29日(木)~31日(土)
※1月1日(日)~3日(火)は開館します。
場所
館内2階 トピックス展示コーナー
内容
1.パネル展示
田島弥平の功績や世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」との関わりについて3枚のパネルで解説します。
① 田島弥平の功績
② 『養蚕新論』と清涼育の広まり
③ 田島弥平旧宅史料が語る世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」
2.実物展示
田島弥平が自身の養蚕理論を著した『養蚕新論』を中心に展示します。
① 養蚕新論
蚕の飼育法、蚕室の構造、蚕種製造など、24の理論をまとめた書籍です。
② 養蚕新論版木(伊勢崎市指定重要文化財)
『養蚕新論』の木版印刷に使われた版木です。
③ 続養蚕新論
『養蚕新論』の続編で、養蚕・蚕種製造の応用・実践ともいえる書籍です。