かつて日本を支える産業であった養蚕・蚕糸業は、養蚕農家の高齢化等により、繭や生糸の生産量が大きく減少しています。しかし、いままで養蚕・製糸分野で培われた技術とシルクの特性を活かし、様々な分野で活用されています。
1.展示内容
(1)概要
遺伝子組み換え技術を利用した光る絹糸の開発やシルク成分の化粧品、医療分野への応用など、新たに開発・活用されているシルク製品や技術を、「碓氷製糸」で現在生産されている絹製品とあわせて紹介します。
※碓氷製糸(正式名称は「碓氷製糸株式会社」は、全国の7割の生糸を生産する日本最大の製糸工場です。)
(2)パネル展示
① シルクはいろいろなことに活用されています
② 繭が蚕を守るための性質にはこんなスゴイ機能があった
③ 県内関係機関の紹介
(3)実物展示
・蛍光繭(緑)
・繭(ぐんま200)、生糸(ぐんま200)
・絹織物製品(赤ちゃん用のおくるみ、マスク)
・シルク成分を利用した化粧水、石鹸など
2.展示期間
令和6年1月1日(月・祝)~3月26日(火)
※当初の会期(2月27日まで)を延長しました。
場所:群馬県立世界遺産センター「セカイト」 2階 トピックス展示コーナー
休館日:1月4日(木)、以降は毎週水曜日