観光物産館わたらせ
激レア品!土日のみ数量限定。ひもかわいなり&コロッケをゲット
まずは、朝の空腹を満たすためJR両毛線の桐生駅構内にある「観光物産館わたらせ」へ。ご当地グルメの「ひもかわいなり&ひもかわコロッケ」を買うべく、いざ入店。
が・・・・!
ウソでしょ!!?「ひもかわいなり」が無い!!!?涙
日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられた桐生市民なら誰しも知っている逸品「ひもかわいなり」がまさかの売切れ!
午前中に行ったにもかかわらず...どうやら人気らしくすぐ売り切れになってしまうそう。ショック・・・涙
でも、もう一つのお目当て「ひもかわコロッケ」通称「ひもコロ」がありました!もちろん購入!
「ひもかわコロッケ」と「ひもかわいなり」は土日限定品、数量限定なので皆さん見つけたら即買いを強くおススメしたい!
ひもかわコロッケをゲットできたので、彼女とシェアして食べてみた。コロッケの中身は、「ひもかわ」がどっさり!甘辛い餡と交わってウマい!うん!これは食べたくなるね!ついつい、彼女の分まで「あ~ん。パクッ」としちゃうほど。
今日の夕飯はこれで決まりです!(笑)彼女も同意してくれたので、お土産に数個ほど♪※食いしん坊がバレるので何個かは内緒w。下味もついているので、食べやすくペロッと食べきれます。
ちなみに、当然ながら「観光物産館わたらせ」内で桐生織物グッズを買うこともできますよ。写真の手ぬぐいとかオシャレアイテムが豊富にあります。お土産やギフトに良さそうですね!
桐生市内の観光パンフレットやイベント案内も設置されていて、店員さんに聞くとオススメポイントも気さくに教えてくれるので、旅のスタートに寄りたいスポットです。
- 群馬県桐生市末広町11-1 JR桐生駅構内
桐生織物記念館
織都桐生1300年の歴史に触れる。織機体験もできる!
構成文化財
レトロな佇まいが評価され、映画やドラマのロケにも頻繁に活用されている桐生織物記念館(桐生織物会館旧館)。日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹物語―」の構成文化財です。
「観光物産館わたらせ」で桐生織製品を見たので、実際に織物体験が出来ると聞きつけやってきました。ここも皆さんに是非ともおススメしたいスポットです。
各年代に使用されていた織機や桐生織の反物が展示されていました。織物の繭から製品になるまでの工程や織物産業の歴史について学べます。
明治時代など昔に利用していたデザインカタログや桐生織のドレスが展示されていたり、現代でもオシャレな展示物がズラリ!服飾デザインに興味ある人は絶対に見てもらいたい。
色とりどりな糸は写真スポットですね。僕は上手く撮れませんが、インスタ映え間違いなし!
ちなみに繭から取り出した糸をカラフルに染色する場合と、もともと繭に色が付いている場合があるそうです。お蚕様(群馬県民は「かいこ」ではなく、「おかいこさま」と呼ぶ)の品種によって色のつく糸を出すみたいです。
ここでは無料で機織り体験が可能なので、彼女もチャレンジしてみました。初心者でも館内にいる職員さんが使い方を優しく丁寧に説明してくれるので心配無用。彼女もなかなか出来ない経験に喜んでいました。
実際に機織りを体験したり、展示物を見たりすることで群馬県の女性(かかあ)の活躍のおかげで、今の日本の織物産業が成り立っている事を実感。日本遺産が桐生にある事を桐生出身の僕としては誇らしいと感じています。
1階にはシルク製品などを取り扱っている販売所がありました。シルク製品が想像以上に安い!ネクタイやハンカチ、ストールなど種類も豊富。いま読んでいる皆さんの想像の斜め上をいく価格。都内で同等商品を買おうと思うと「0」が一つ多くなる品もあるとか?!
彼女も機織り体験をして桐生織の魅力に気付いたのかな?お父さんにネクタイのプレゼントを購入してました♪喜んでくれるといいね♪
実際に桐生織の製品はニューヨーク近代美術館で人気の商品であったりするらしいです。
桐生織物記念館、桐生市に来た際には是非お越しください。
- 群馬県桐生市永楽町6-6
Life&Gift KINARI(キナリ)
桐生でオシャレ雑貨を探すならココ!
KINARIが店舗を構えるビルは「金善(かなぜん)ビル」。この金善ビルは、大正時代に建てられ、地方都市における初期鉄筋コンクリート造事務所ビルの好事例として国の登録有形文化財に指定されているそうです。
外観は歴史が感じられ迫力もあり、建物内部の真っ白な壁や西洋建築を思わせる柱の彫刻など、細かい部分も注目すると見るだけでも楽しめます。
店内では、桐生織物製品の他にもキッチン用品、アクセサリー、雑貨などが販売されています。彼女がカップとタオルですごく悩んでいる横で、僕はアクセサリーとタンブラーを物色。本当に品揃え豊富です。
「今度生まれる姪っ子に何かプレゼントを買いたいな」と思い、商品を探して回りましたが、おしゃれアイテムがたくさんあって悩む悩む。それほど良品ばかり!最終的には、彼女のアドバイスもありスタイに決定。
(後日プレゼントしたら、めちゃくちゃ喜んでくれた!早く姪っ子に会いたいなーw)KINARIさんありがとうございます!!
- 群馬県桐生市本町5-345 金善ビル1F
ピッツェリア アンティモ
世界大会8位のピザの味、ご堪能あれ!!
カップルで行くのに超絶オススメなのが「ピッツェリア
アンティモ」さん。こちらのお店は、イタリアナポリにある「真のナポリピッツァ協会」に群馬県内で初めて認定された本物のナポリピッツァを提供するお店なのです。
しかも、2019年4月にイタリア・パルマで開催されたピザ職人世界大会のマルゲリータSTG部門で8位。これ絶対に食べたいですよね?
店内で一際目を引く、大きなピザ窯
もちろん注文はPIZZA!水牛モッツァレラを使用したマルゲリータを注文!
適度な焦げ目で食欲をそそる香ばしい香り。この香りとふんだんに乗った水牛モッツァレラチーズでノックアウト♪アツアツなピザを火傷しないように口に運んでくださいね。一気に頬張ると口の中で大炎上しますからね。
このトローリとろけるチーズとバジルの香ばしい香り、外はカリッと中はモチッと仕上がった生地、口の中がカリットロの絶妙なハーモニー♪ここはナポリか?いやさ桐生だ!このピザはマジで旨かった。
最近太り気味の僕だけどバクバクいっちゃうのであります。彼女も大喜び。これを桐生で食べられるのは桐生生まれの僕としては誇りに思います。
一緒に頼んだペスカトーレも到着。魚介の旨味と平打ちのモチもち生パスタの食感が絶妙で美味しかった!
彼女も「絶対にまた来よ~」と上機嫌。でもやはり人気店、僕らがお店を出る時には他のお客様が並んでいました…。それでも、本当に、本っ当に皆さん桐生に来たときは是非食べていただきたいですね。
- 群馬県桐生市 本町 3-4-30
- ※近日移転予定。詳しくはFacebookページでご確認ください。
桐生市桐生新町
伝統的建造物群保存地区
着物が似合う街。
風情あふれる重伝建エリア
つづいては、今回のメインと言っても過言ではありません。着物を着ての町巡り♪
地元の僕も知らなかったのですが、ネットで検索したら着付けしてくれる「桐生おりひめ倶楽部」という所を発見。
今回は「シルク文化を巡るきぬ旅」。ここで着物を着ない選択肢はないでしょ!ってことで、彼女と二人着付け体験できるお店へGO。数ある着物の中から、好みの柄と帯を選んで30分もかからずに着付けできました。
着物を着て町並みをただ歩くだけでもフォトジェニックな写真が取れるのが桐生の魅力。町並み自体が桐生市桐生新町伝統的建造物群保存地区(重伝建エリア)といわれる昔ながらの貴重な建物が並ぶエリア。
冗談抜きで、着物を着て歩いてみてください。このレトロな町並みはタイムスリップ気分で路地裏散策してみたくなります。本当におススメです。
町は古き良き日本の伝統風景が溢れており、京都や奈良で歴史に触れる人の方が多いと思いますけど、群馬県桐生市にも歴史を回顧できるスポットが多くあります。なんだか普段出来ない大人デートに彼女も満足そうで良かったです。
この重伝建エリアも日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹物語―」の構成文化財となっており、桐生きぬ旅のおススメポイント!
こちらは有鄰館。「キリンビール特約店矢野本店」と看板が出ている店舗のすぐ真横に建っています。
江戸時代から昭和にかけて酒や味噌、醤油を醸造して保管するために作られたレンガ造りなどの蔵群。桐生市指定重要文化財であり、現在は、舞台やコンサートなどに利用されています。この蔵の中は一般開放しているので、桐生に来た際には是非寄って下さい。インスタ映え間違いなしですよ。
続いてやってきたのは「ベーカリーカフェレンガ」。こちらは登録有形文化財でレンガ作りのノコギリ屋根工場をパン屋さんにしたそうです。
歴史ある建物よりもパン好きな彼女はたくさんの美味しそうなパンに目をキラキラさせていましたw
もちろんたくさん購入!ノコギリ屋根を模したパンもありましたよ!
重伝建エリアの最後には桐生天満宮へ。今回のきぬ旅の成功と健康を祈りに参拝。この桐生天満宮、昨今では御朱印を頂きに参拝する人も多いですが、地元の学生は学業合格祈願に参拝をする人も多いです。
ちなみに本殿は江戸時代半ばに建てられたそうです。江戸時代かぁ・・・。その頃の桐生の町並みはどんなだったのだろうと思いを馳せながらお参りさせて頂きました。
ちなみに月に一回、骨董市を開催していて、その日は多くの人で賑わっています。次回は骨董市も彼女と来てみたいと話しながら桐生天満宮から3時のおやつを食べに次のスポットへ向かいます。
伝統的建造物群保存地区
- 桐生市本町一丁目及び二丁目の全域並びに天神町一丁目の一部
- 群馬県桐生市巴町2-1810-17
橋本フルーツ
インスタ映え間違いなし!どどーんとフルーツパフェ
町歩きをして疲れた体には甘いものでしょ!ってことでやってきたのは「橋本フルーツ」さん。
インスタ映え映えのフルーツパフェとフレッシュジュースを注文!味の感想は・・・写真を見れば伝わりますよね?
果汁たっぷりジューシーで、口に入れたらフルーツ本来の甘みが爆発します。だからといって甘すぎない...なんなんだコレは...歩いた疲れ吹っ飛びます!
「ひもかわコロッケ」「マルゲリータ」「ペスカトーレ」「フルーツパフェ」と続いていますが、やはり旅といえば食!ってことで追加でフルーツサンドもいっちゃいましょう!
フルーツ屋さんのフルーツサンドって何でこんなに美味しいのでしょうか?!甘いものは別腹と言うけれど、僕の胃袋は「宇宙かっ」って言うくらい美味しいものは何でも入ってしまいます。モグモグ大好きw
橋本フルーツさんは、昭和22年創業の高級果実専門店。カフェだけでなく、知人への贈り物などにもおすすめです。
- 群馬県桐生市錦町1-5-1
絹撚記念館
歴史漂う。大正時代の桐生撚糸工場の事務所
構成文化財
きぬ旅の最後のスポットは絹撚記念館(旧模範工場桐生撚糸合資会社事務所棟)。日本遺産構成文化財となっており、桐生市の重要文化財にも指定されていて、大正時代に桐生撚糸工場の事務所として建てられたそうです。
桐生の絹産業が理解できる当時の郷土資料がたくさん展示されていました。群馬県民なら誰しも知っている郷土かるた「上毛かるた」で詠まれている「桐生は日本の機 どころ」。昔から聞いてきた言葉でしたが、こうして地元の歴史に触れ、当時の様子を実感する事が出来ました。
昔ながらの建物や町並み、文化が残る桐生を地元ながら再確認できたし、今時のインスタ映えなスポットもたくさんあり、また一段と「桐生」が好きになりました。
まだまだ知られていない魅力がたくさんあるんだろうな~。そんな地元を彼女と回れたのも良かったなと。帰り際に「また来ようね」と言ってくれたのがうれしかったです。
今回は、地元桐生出身の僕が、市外出身の彼女とともに桐生の食と文化を見て巡る大人旅。着物を着たり、レトロな町並みで写真を撮り合ったり、世界レベルのピザやフルーツパフェを食べたり本当に楽しい旅でした。彼女のInstagramでは「いいね」もたくさん頂けたみたい。
是非みなさんにも今回のコースを巡っていただけたら大変うれしく思います。
桐生に来ていただける事を心よりお待ちしております。
- 桐生市巴町2-1832-13