中之条ガーデンズ
四季折々のお花がいっぱい♪地元愛に満ち溢れる癒しの庭園
フラワーパークというと入場料がかかるイメージがありましたが、なんとこちらは入場無料。園内はとっても広く12万平方メートルの敷地内には数百の植物が季節を彩ります。こちらは行ったら是非見て欲しいスパイラルガーデン。青い空に緑の野原、そして咲き誇るお花たちが素敵!
色とりどりのバラが咲き誇るローズガーデンの一角で見つけた自然が織りなす芸術作品。建造物がまるで額縁みたいになっていて向こう側に見える景色が絵画のよう。
園内には沢山のお花が咲いていてすごくいい香りが漂っています。隅から隅まで楽しめるスポットがありカフェもあるのでゆっくりとお花を楽しむ事ができます。
お洒落なフォトブースを発見したので記念撮影。この日は天気が良かったので植物の緑が映えていい感じ。バラの時期になると手前のアーチに沢山のお花が咲くそうなので、また撮りに来ることにしよう。
園内の一角には町民の方々に解放された100区画以上の町民花壇があり、印象的でした。花とかわいい動物の人形の組み合わせに癒される!動物達が今にも動き出しそうで、ミニチュアの世界に迷い込んでしまったかのような感覚に。
こちらは小さな日本家屋とカラフルなパンジー。みなさん、それぞれ工夫を凝らしていて見ごたえがあります。1つ1つをじっくり見ていたら時間を忘れてしまいました。地元愛の沢山詰まった花壇、必見です!
園内で見つけたカワイイお花。イエローって元気が出るカラーだから好き!ハチさんが一生懸命に蜜を吸っていました。
日本一の花桃街道の創設を目指し「花のまちづくり」の拠点施設として整備が進められている中之条ガーデンズ。豊かな自然の中を散策していたら心がとても安らぎました。四季折々のお花を楽しむことができるのでシーズンごとに来てみたいな。
四万湖
不自然すぎるくらい綺麗な四万湖。みんな狐につままれちゃう!?
今回の旅の目的の1つでもある四万湖。河童のいる赤い橋(竹井橋)が目印です。
カッパと言ったらキュウリがお決まりのパターンだと思っていたら、あれっ?このカッパさん、お魚を抱えているではありませんか(笑)そのまま食べるのか、焼いて食べるのか気になるな。
奥四万湖に比べて人が少なめなので穴場スポット。この日は平日だったこともあり、独占状態でラッキー。
まずは橋の上からのぞき込んでみることに。
一面に広がるターコイズブルーの絶景!湖を囲んでいる木々が湖面に反射して更に幻想的な雰囲気を演出。ああ、なんて綺麗なんだろう!これは現実?!もはや異世界。テレビや旅雑誌等で見たことはあったものの、実際に見るのは初めて。裏磐梯の五色沼と並び称されているのも納得です。
橋の脇道から下に降りると、更に近くで絶景を楽しむことができます。間近で見てみると、自然の作り出す青さがあまりにも不自然で、なんだか狐につままれたような気持ちになってしまいました。湖の色は1日のうちに何度となく変化するそうなので、時間を変えて見てみるのもいいですね。
- 群馬県吾妻郡中之条町大字四万
積善館・柳屋遊技場周辺
彼の有名な積善館と昔ながらの遊技場でタイムスリップ。この世界観はクセになる!
いつか、いつかは来たいと思っていた積善館。ついに夢が叶いました!
真っ赤な橋もとても綺麗。記念に写真を1枚。某アニメの舞台に使われたと言われるのも納得できる雰囲気。歴史ある建物の重厚感や温かさを感じることができ、当時の光景が目に浮かぶよう。タイムスリップしたかのような気分を味わえます。
建物の中にはいったいどんな世界が待っているのだろう?ものすごく興味が湧きました。今度来た時には泊まってみたいな。
せっかく積善館まで来たので、歩いてすぐの柳屋遊技場にも遊びに行ってみました。
時代を感じさせる町並みとレトロ感満載の看板が相まっていい味出してる!入店前からもうテンションが上がります!それにしてもスマートボールって聞いたことがない。なんなの?ワクワクしながらいざ、入店。
こっ、これがスマートボール。
なんか見たことあるような、ないような。小さい頃に工作で似たものを作った記憶があるけれど本物に触れるのは初めて。店内に流れるのはレトロなBGM。そこにボールが転がる音が鳴り響いてなんだか心地良い。料金は1回500円で50玉とコスパも最高!支払いを済ませるとお店のお母さんが勢いよくボールを流し入れてくれます。
遊び方が分からない私達に気づいたお母さん、優しくレクチャーしてくれました。ルールは簡単。数字が書いてあるところに玉が入るとそこに書かれている数の分だけ玉が出て来る仕組みです。
それなら、結構いけるかも!とはじめてみたら…これが単純なようで非常に難しい!のめり込んでしまいそう。彼は完全にハマってました(笑)
途中でお母さんがお茶まで出してくれて、ご近所さんに遊びに来たような初めて来たとは思えないくらいの居心地の良さ。隣に座っていたお客さんが「時代はスマホよりスマボだよな!」って面白いことを言っていて思わずほくそ笑んでしまいました。積善館とセットで行っていただきたい、イチオシのお店です!
- 群馬県吾妻郡中之条町大字四万4236
- 群馬県吾妻郡中之条町大字四万4145
塩之湯飲泉所・柏屋カフェ
温泉が飲める!?塩之湯飲泉所!おしゃれカフェでまったりランチタイム
次はランチ!目的のお店へ向かいますが、途中に気になるスポットを発見。「塩之湯飲泉所」ここでは温泉が飲めるみたいです。
?!?!?!
温泉って飲めるの???
硫黄っぽくてゆで卵みたいな味なのか?苦いのか?ひょっとして甘いのか?色々と想像が膨らんでしまう!
いざ飲泉!少し熱めのお湯で体が温まる。飲んでみるとちょっと塩っぽくて思いのほか飲みやすい感じ。温泉を飲む日が来るなんて想像もしていなかったけど、どうやら胃腸や便秘に良いようなので得した気分♪
女子力の高い彼もしっかり温泉水をいただきました。近所にあったら毎日飲みたい、通いたい!
後で調べたことですが、飲泉は食事の30分程度前に行うのが望ましいそうです。また、飲用許可の確認や体調・泉質などを考慮し行う必要があるようです。すべての温泉が飲めるわけではないのでご注意を。
さあ、待ちに待ったランチタイム。
旅行雑誌でよく目にする話題の温泉マークのカプチーノがいただける柏屋カフェへ。朝から散策していることもあり、お腹はペコペコ。メニューをみるとそそられるものばかり。悩みに悩んでオープンから不動の人気No.1柏屋カレーと近所の女将さん達も絶賛していると噂のイタリアンラーメンを注文。
こちらが柏屋カレー。キーマカレーとタイカレーの2つの味を同時に楽しむことができるのでアレもコレも食べたい女子には嬉しい!
キーマカレーはお肉たっぷりでスパイスの配合もいい感じ。タイカレーはオクラ・キノコ・ナス・鶏肉などが入っていて具だくさん。タイカレーってとても辛いと思っていたけど、想像していたよりも辛くなくて甘味もあるから食べやすい。スプーンがすすんじゃいます!
混ぜても美味しいとのことで途中から混ぜながらいただきました。なるほど~!混ぜると甘さと辛さが相まってこれまた絶品!1度で2度?3度?楽しめる柏屋カレー、オススメの一品です。
柏屋カレーに舌鼓を打っていると続いて、イタリアンラーメンが着丼。ラーメンとメニューに書いてあったけれど、スープスパゲティだったのね。
エスニック風のスープのいい香りが漂ってきます。まずはスープからいただきます!ものすごく濃厚!あ~~~~、ジワジワカラダに染みわたる~~~~\(^^)/魚介のうまみと野菜のうまみが凝縮されたウマウマのスープ。ずっと飲んでいられる(笑)麺も絶妙なアルデンテで最高じゃないですか!
具には玉葱に加えてエビ・イカ・ホタテ・アサリなどがゴロゴロと入っていて魚介好きにはたまらない一杯。こちらも大変おいしくいただきました。ごちそうさまです!
お腹がいっぱいになったところで、お次は今回の旅の目的の1つでもある温泉マークのカプチーノとご対面!
わぁ~めちゃくちゃ可愛い~
いたるところでインスタにアップされていたのを見て、前々から飲んでみたいと思っていた一品。周りのお客さん達もこぞって温泉マークのカプチーノを写真に収めていました。面白い光景だったな(笑)柏屋カフェに来たらこのカプチーノはマスト!
柏屋カフェの紅茶はドイツのプレミアムブランド、ロンネフェルトの茶葉を使っているということでホットティーもオーダー。香りが良くてなんだか贅沢な気分に。たまにはこんな贅沢してもいいよね!
それにしても柏屋カフェさんで使われている食器って素敵。先程のお料理の器も凝っていたなあ。居心地がよくてついついまったりしてしまいました。
- 群馬県吾妻郡中之条町大字四万4237-20
- 群馬県吾妻郡中之条町大字四万4237-45
奥四万湖
群馬の秘境で見つけた奇跡の「青」。息をのむ美しさ四万ブルー
今回の旅で押さえておきたかったスポットの1つ奥四万湖。
四万温泉の一番奥に位置する奥四万湖は、四万川ダムによりつくられたダム湖。全体を見渡したくて堤防の上から見物。午前中に見た四万湖に引き続きとっても綺麗。息をのむほど美しい絶景が広がります。
これを四万ブルーと言うのか!これは奇跡の「青」!もはや国宝級と言っても過言ではない!
都道府県魅力度ランキングでいつも下位争いをしている群馬県、四万ブルーをもっと推していこうではありませんか\(^o^)/この日は晴れていたのでブルーの色味が綺麗に出ていました。この絶景は県内外の沢山の方に見に来て欲しいな。
車でグル~っと奥四万湖の周りを一周できるドライブコースもあるので色々な角度から奥四万湖を見るのもオススメ。四万湖同様に時期や時間帯・光の状態によって様々な色を楽しむことができるそう。私が次回狙いたいブルーは真っ青なコバルトブルー。春先の3月下旬から5月中旬にかけて、いくつかの条件が重なった時にだけ見ることのできる限定色ということで是非カメラに収めたい!
- 群馬県吾妻郡中之条町大字四万
森のカフェKISEKI
川のせせらぎがBGM。自然豊かな山々に囲まれるお洒落カフェ
おやつ休憩ということでやってきたのは森のカフェKISEKI。群馬県の天然記念物に指定されている景勝地「甌穴」の駐車場に位置しています。車から降りると緑のいい香り。川のせせらぎも聞こえてきて中之条の自然に歓迎されているような気持ちに。
メニューを見てみるとなんと地酒が!目に飛び込んできたのは摩耶姫 四万温泉エール♪コレは飲むしかないでしょ!
ハンドルキーパーの彼には申し訳ないですが、ここは遠慮なくいただきます(笑)
「グビグビぷはぁ~~」
とっても飲みやすくて美味しい。マイルドなのにコクがあって女性でも飲みやすい!カフェでお酒が飲めるなんて感激!よくよく調べるとこちらはビールではなく発泡酒みたい。これはお土産にも買って帰りたい!
彼は自家製のベイクドチーズケーキとダージリンティ。ケーキをちょっとだけ味見させてもらうつもりだったのに美味しくて気がついたら半分以上食べちゃった。これはデートあるあるだから大目にみてもらうってことで(笑)。山の中という普段とは違う場所で普段通りのことをするのが少し可笑しくて楽しい気分になっちゃいました。
四万温泉エールと共に記念撮影。店内は木のぬくもりを感じられる造りとなっていてとってもお洒落。窓の外を見ると生い茂る木々の緑を楽しむことができます。テラス席もあって愛犬と一緒にお茶を楽しむこともできるみたい。全体的に素敵な雰囲気。
せっかくなので近くにある甌穴(おうけつ)にも行ってみました。
甌穴とは数万年もの歳月をかけて川底に沈む石が水流によって定位置で回転することにより摩擦の力であけられた穴のこと。自然の生み出した芸術です!水の色も四万湖や奥四万湖に負けず劣らず綺麗。
夏場にこんなに綺麗な自然のプールがあったら飛び込みたくなっちゃう。けど、甌穴で泳ぐのは禁止のようです。甌穴はところどころ滑りやすい所があったので、行く際には靴底が滑りにくいものを履いていくことをオススメします!
- 群馬県吾妻郡中之条町大字四万3497
- 群馬県吾妻郡中之条町大字四万3497
富沢家住宅
知る人ぞ知る中之条が誇る日本遺産構成文化財。昔の生活が目に浮かぶ大きな茅葺屋根の家
構成文化財
最後に訪れたのは富沢家住宅。日本遺産「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」の構成文化財に認定されています。
この旅をするまで群馬に日本遺産があるなんて知りもしなかったのですが、中之条に来たのも何かの縁だと思い、今回旅のコースに組み込むことに。
山の中の、少し細くわかりづらい道を走りながら「え?これで道合ってるの?」と不安になりつつもなんとか到着。するとそこには時が止まってしまったかのような古民家がポツリと佇んでいました。
大きくしっかりした茅葺き屋根。大富豪が住んでいたのでしょうか?
あれっ・・・・!?
この建物見覚えが・・・
これってさっき中之条ガーデンズの町民花壇にあったミニチュアの家!?絶対そうだ!町民花壇のクオリティおそるべし!!
家の中にお邪魔すると馬小屋やかまど、土間があり昔の生活を感じる事が出来ます。過去そこに生きていた人の暮らし、古道を通る人々の様子を想像しながら見学。
こういった体験は学生時代の校外学習以来ということもあってとにかく新鮮でした。これをきっかけに、群馬県の日本遺産構成文化財を順番に巡ってみるのもアリかなと思いました!
The most beautiful villages in japan!
きぬ旅ナビゲーター
akane________________
20代女性。生まれも育ちも群馬。趣味は写真を撮ることで、群馬のフォトスポット巡りをしています!映画やゲーム、音楽を聴くのも好き。休日はゆっくり自然豊かな群馬を散歩しながら癒しのひと時を満喫しています。